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2015年11月9日月曜日

神格化しているもの

昨日ふと自分が神格化しているものに気づいた。

それは、











ラーメンだ。

なぜ神格化していると気づいたのか。

私は週に3回程度ラーメンを外で食べる。

現在住んでいる三軒茶屋では私のなかで通いつめるようなキラーメン店が明確には存在しないことが原因だが、最近は新たなお店の開拓も積極的に行っている。

先週は御茶ノ水と三軒茶屋で開拓をしたのだが、まずは御茶ノ水のラーメン屋。

わりと有名なラーメン屋で店の外に行列ができるほどのお店だった。

並び方が少々トリッキーで、店のすぐ外のベンチに座れない客は通行人の邪魔にならないように、少し離れて並ぶというスタイルだった。

で、まあ3人くらいに横入りされてしまい、順番を譲る羽目になってしまった。

正直、これはどうでもいい。こちらとしては言えば良いだけだし、私自身そんなにせっかちな方でもないからだ。

そして、「待つ時間も調味料だ。」とかいう友人のよく分からないポジティブワードを常に忘れず行列に並ぶことにしているから。

しかし、少し待って座ったカウンターの隣に来たカップルの女性が食べながらとてもしゃべる。

「美味しい。」とか感想はまあ良いだろう。

「言霊」という言葉があるとおり、発言によって味覚は多少なりとも影響を受けいい方向に向くことがあるから。

しかし、この女性、本当によくしゃべる。

つけ麺と一緒に出てきたすだちを麺にかけるかスープにかけるかなど、どうでもいいことを延々としゃべる。

高校時代、母親に買ってもらったガムのボトルに、おかかのおにぎりを押し込まれたときくらいしか人生の中でキレたことのない私がイライラしてしまった。

通常の飲食店であれば、私の到着したパスタが届いた瞬間に隣の人がタバコを吸いだしたとしても、隣のカップルが熱い抱擁をしだしたとしても、セロリが好きだったとしても気にならない。

しかし、かたやラーメン店でのマナーが悪いやつは本当に気に食わないのだ。



そして三軒茶屋のお店。

ここでは特に問題は発生していない。

あるとすれば、麺がやたらモチモチしていて好みに合わなかったことくらい。

基本的にラーメン屋のカウンターというものはこの形をしている。

img_30ee63d19c3308eacf14655f799d11b1305456.jpg (620×413)

店の方が、熱々のラーメンを置く一段高いところがあり、そこからラーメンを両手で拾ってパーソナールラーメンエリア(通称:PRA)に置いた時点で戦いが始まるのだ。

その熱々のラーメンを置く一段高いところ(通称:ATATROITT)におしぼりがあるのもお馴染みの姿だが、食後はPRAからATATROITTに空になった器を置き、OSBRでPRAを綺麗にして店を後にするのが通例だ。

いつもどおり三軒茶屋のお店でその行いをしたときにひとつ思い出したエピソードがある。

先日築地に行った際に訪れた立ち食い寿司のお店でも同様の行動を行った。

ATATROITTもとい握りたての寿司を置く一段高いところ(通称:NIGIRITATENOSUSHI IS HERE)に置いてあったOSBRでPRAもといPSAを拭いてしまったのだ。

すると板前さん(通称:元さん)にそれは「あ、お客さんそれはNIGIRITATENOSUSHI IS HEREを拭くOSBRです。」と突っ込まれた。

そうか、寿司を置く場所は限りなく清潔に保たなければいけないのか。と思い知らされた。

まあ、なにが言いたいかというと私は冠婚葬祭のマナーについては本当に疎い(というか軽視している)が、ラーメンに対しては節度を持った態度で接することに重きを置いているのだ。

ほかにそんな食事は無いし、食事を抜きにしても神経質になるポイントは見当たらない。

そんなメニューに既に出会っている私は幸せでもあるのだなと。





みなさまにとって神格化しているものってなんでしょうか。(投げかけてみる)

※写真はすべて敬愛する今はなき横横家の写真を勝手に流用しています。また食べたい。